今年3回目の#DSPorterSpotlightでは、505 Gamesのコミュニティメンバーでもある、Ray Reynoldsさんの作品を紹介します。

Rayさんの作品は『DEATH STRANDING』のコミュニティ内でも輝いていました。本日はRayさんがどのようにしてシネマグラフやファン・ポスターを制作しているか聞いていきます。

RAY REYNOLDSさんとのインタビュー

Rayさん、こんにちは！今月の#DSPorterSpotlightの記事にご協力いただきありがとうございます！Rayさんが作る『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』のシネマグラフやファン・ポスターの作品はとても素晴らしいです。簡単な自己紹介と、どのように『DEATH STRANDING』のファンになったのか、教えてください。

こんにちは！こちらこそありがとうございます。私はアイルランド出身のバーチャル・フォトグラファーのRayです。私は何年もガンと重い病気と闘ってきました。偶然にもそれが診断された時と、『DEATH STRANDING』のリリース日が被ってしまったんです。そこで人生のモットーを決めました。「Keep On Keeping On」（歩き続けろ）という言葉は、私を色々な意味で助けてくれました。

『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』をプレイしようと思った理由は？

正直なところ、何があっても『DEATH STRANDING』をプレイすると決めていました。コジマプロダクションのゲームは、すべてリリース日にプレイしています。でも、ここまで好きになるとは思っていませんでした。

『DEATH STRANDING』は、自分の人生の中で最も辛い時期にリリースしました。この2年の間にガンと診断され、8週間の内に兄弟を2人失い、家を失い、愛犬も失いました。とても暗い時期でした。病気のせいでベッドから起き上がることはできなかったけれど、『DEATH STRANDING』をプレイすることはできました。

最悪な時期にこんなことを感じたのはおかしいかもしれませんが、キャピタル・ノットシティの山から景色を見たとき、すべてを忘れさせてくれました。ゲームを通して、悲しみや痛みと向き合うことができたのです。実際は家の中を歩くことすらできませんでしたが、一歩ずつ糸を繋いでいき、人生で最も暗かった時期を抜け出すことができました。自分でも必要だとは知らなかった抜け道を『DEATH STRANDING』は与えてくれました。

シネマグラフやファン・ポスターの制作プロセスについて教えてください。

『DEATH STRANDING』は、ビジュアルが美しいゲームなので、正直なところ、私の制作プロセスは驚くほど簡単です。ファン・ポスターを作る際には、ゲーム内の各章を個別ムービーに見立てて、UCAの住民や従業員がサム・ブリッジズの旅について語っているのをイメージしたんです。サムは新しい世界の有名人ですからね。彼の旅をテーマに映画を作ったらどうだろう？彼はUCAのアクションスターみたいな存在なので、UCAの映画のポスターをイメージして作りました。

シネマグラフは、まず使えそうな画像を見つけるところから始まります。『DEATH STRANDING』では、穏やかなシーンとアクション満載のシーンが両方揃っています。画像を選んだあとは、MoviePicというアニメーションソフトを使って空を動かします。これで画像に命を吹き込むことができます。

レンズフレアを加えてBBのポッドを光らせたり、黒い水に波を加えたりして、シーンに深みを与えます。あとはフレーム全体に、タイムフォール（雨または雪）を追加します。

最後に画像全体に多少の動きを加えることで、中の人物が見ている人に向かって飛び出してきそうな錯覚を得ることができます。

『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』をプレイしていて、シネマグラフやファン・ポスター用に使える画像はどのようにキャプチャーしていますか？

写真をキャプチャーするためにゲームをプレイする時もあります。ウェザーステーションに近づくサムのブーツだったり、ヒッグズの悪そうなポーズだったり、求めている物は様々です。『DEATH STRANDING』のフォトモードは、旅の途中、いつでも使えるので便利です。ワールドやキャラのディテール、フォトモードの設定のおかげで、気に入る1枚を見つけるのは難しくありません。

ゲームがすでに美しいので、私はそれを撮るポーターにすぎないのです。

『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』を初めてプレイするポーターの皆さんにアドバイスはありますか？

血液グレネードは多く持つ必要はありません。そのスペースを使って荷物を持ちましょう！

あとは、ゆっくりプレイすることですね。『DEATH STRANDING』の素晴らしい点は、目的地が決まっていても、目的地までの道は決まっていないというところです。5つ星を狙ったり、BBに曲をかけてあげたり、山の頂上まで登ってみたり、道路を作ってみたりして、楽しみましょう。

私の祖父はよく「動く足と心臓があればなんだって乗り越えられる」と言っていました。まさに『DEATH STRANDING』がそれを証明してくれているのです。

Keep on keeping on! 私も歩き続けます。

Ray Reynolds on Twitter: https://twitter.com/RayReynoldsNMS

DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT

STEAM: https://505.games/SteamDSDCLaunch
EPIC: https://505.games/EpicDSDCLaunch